アメリカ文化と日本文化を比べてみる
日本の文化ってすばらしいよね。
- 丁寧
- 敬意を示す
- 謙虚
英語が話せれば、どこに言っても通じるからいいよね~
う~ん?
そうかなあ?
日本の文化のままを英語に直訳したかのように言うとどうなるか
誤解が生まれることがある。
どんなに英語の単語や文法を知っていても
伝えようとしている本当のメッセージが伝わらないことがある。
それって英語の言語を学ぶ以上に
その地の文化を知ることが
本当のメッセージが伝わるってことになる。
日本語「宜しくお願い致します」
英語の直訳’Please be nice to me’
英語の意味「私によくしてください」
日本語の意味
- ビジネスに必要なフレーズ
- 丁寧に言っている
- 人間関係を円滑にする
日本語 他には
- 「お世話になっております」
- 「何もわかりませんのでよろしくお力添えください」
- 「すみません」
- 「変わらぬご愛顧のほど、お願い申し上げます」
英語で受け取られる意味
- 対等な関係なのに、この人は自分を卑下している
- お願いって言わなくても、結果さえよければビジネス関係は続く
- この人は実力がないんだ
- マイナスなイメージ
英語で話す文化ではどういえばよかったの?
「自分はいかに仕事ができるか」を
威勢よく大げさに言う
(とくにアメリカではこれが「普通」)
相手側もビジネスパートナーには
どれだけ仕事ができるか言ってくれるだろうって期待している。
こういうときにはどういえばいいの?
日本語「英語が得意じゃありません」
英語ではどういえばいいの?
「英語を読むのは特になんだけど
‘I am good at reading in English.
聞くのは慣れていません。
But I am not used to listening.
ゆっくりしゃべってくれるとありがたいです」
I would appreciate it if you could speak slowly.’
言うときのポイント
「できる人」って態度で
不敵なほほえみと共に言う
注意
日本の社会で同じこと言ったら仲間はずれにされちゃうかもしれないから気を付けてね。
日本の社会では印象がいい言い方は?
「ごめんなさい。
私は英語が下手です。
何もわかりませんのでどうかお力添えください」
▶︎参照・引用
著・坂之上洋子『犬も歩けば英語にあたる』